第114回図書館朗読会を開催しました。

こんにちは!クシローネです!!
すっかり寒くなったね。そろそろ冬ごもりの準備だね。あ、ちなみに僕は冬眠はしませんよ(笑)
本日の朗読は、新田由貴代さん。芥川龍之介作『桃太郎』を朗読したよ。
今日の朗読会、いつもと違うな、と思った方は朗読会の常連さん!
今日の朗読者は一般の方なんだよ。実は一般の方による朗読会は10年ぶりなんだって。いつもとは違った新鮮な気分でおじゃましま~す。

新田さんは、先日、開催された第14回釧路中央図書館朗読会(R4.11.3開催・本校共催)にも参加されたんだって、すごいね!!
朗読前に、記念撮影に応じてくださった新田さん。ありがとうございます!!

芥川流の『桃太郎』は、昔ばなしの『桃太郎』とは、まったく違った世界観のお話だったよ。作者によって、裏面からみたパロディの別世界へとワープするのは、朗読のすばらしさだね。

芥川龍之介の視点で綴られた『桃太郎』と、幼少期に読んだ『桃太郎』の違いに、新たな一面を発見できて驚いたなぁ。この昔話は今も文学界では議論があるんだって!!奥が深いよ『桃太郎』!!

新田さんが読み上げる桃太郎、鬼ヶ島の鬼たち、お伴の犬・サル・キジたち、それぞれ登場人(動)物によって声色を変えて臨場感あふれる朗読の声に、癒された朗読会だったよ。
次回の朗読会は12月22日(木)いつもの図書館ホールだよ。クリスマスバージョンでお届けします。
ぜひ、会場にお越しくださいね~。

         文学としての側面から解説する小田島教授