出前授業を実施~根室市立啓雲中学校訪問~

どうもどうもクシローネです。

釧路高専では科学の面白さを伝え地域に貢献することを目的に、道東地区の小中学校を対象に「出前授業」を実施しているんだ。

「ものづくり」について、実験機器を持参し、実際の体験を通して、楽しく♪わかりやすくお届けするよ。

今回は、根室での出前授業を紹介するね!!

6月7日(水)に機械工学分野の小杉准教授と教育研究支援センターの的野技術長の二人が、根室市立啓雲中学校へ出前授業に行ってきたんだ

対象は1年生と3年生の4クラスで110名ほど。

テーマは「流体を科学する-大気圧を感じてみよう-」だ。

「大気圧」は中学校1年生の理科で学ぶけど、座学で学んでもなかなかピンとこない。
この出前授業では、日常の身近なものと真空ポンプ等の特殊な実験器具を使って体験してもらうというものなんだ。

「いろんな実験道具がたくさん・・・楽しみだなあ♪」

さて、ここで質問。
「容器にマシュマロを入れて、空気を抜いていくとどうなる?」

「ビンの中にマシュマロを入れて、真空ポンプで空気を抜いていくぞ!!」

答えは・・・「大きくなる!!」
ビンの中でパンパンになっているのがわかると思うんだ!!!

初めは興味をなさそうにしていた中学生も、これにはびっくり!
でも、ふたを開けるとしぼんで固くなってしまったね(*’ω’*)

「おっ!これは、ま、まさかバズーカー砲だ!!」

なんと、大気圧の力を使って、ピンポン玉を発射し、空き缶を破壊するという実験だ。
ピンポン玉でこの破壊力とド迫力の音!!すごいね(^^♪
昔、ドラ〇もんの秘密道具で、「くうき砲」というのがあったんだけど、それに似てるね。
科学の力ってすごい!!ボクも秘密道具を作ってみたくなったなあ。

ちょっと話がそれてしまったけど、体験した中学生は盛り上がっていたね~♫

他にも、人が袋の中に入って、空気圧を体感したり、風船をふくらませたりなど、おもしろい企画がたくさんあったよ。

中学生からは
「すごい。ピンポン玉すごい破壊力!!」
「マシュマロおいしかったー」
「大気圧のすごさが分かった」
「科学が好きだったけど、楽しくてもっと好きになった!!」
など、「とにかくすごい実験だった!」との感想が数多くよせられたよ☆

「大気圧の仕組みについて説明する小杉准教授」

「実験器具を興味深く見つめる中学生」