「IoT技術者養成プログラム」の授業を見学

今日、電子工学科4年生の授業で、株式会社NTTドコモの技術者の方たちを講師として招き「IoT技術者養成プログラム」という授業が行われたよ。

今日はその様子をレポートするね。

ところで、「IoT」ってなんだろう…

 

「IoT」というのは、「Internet of Things(モノのインターネット)」のことで、パソコンやスマートフォンなどの情報通信機器だけではなく、いろいろなものをインターネットにつなげることを指すんだ。

例えば、「バスに通信機器を設置して、利用者に対してリアルタイムに運行状況をお知らせする」「自動販売機をインターネットに接続し、飲み物の売れ行きをチェックし、品切れになりそうなタイミングで補充する」など、実はすでに街なかで活用されている技術なんだ。

今回4年生のみんなが取り組んだのは、「スマートフォンを取り付けたロボットカーの映像(スマートフォンのカメラ機能を使用)をパソコンに映し出し、パソコンからロボットカーを遠隔操作する」というものだ。

プログラミングもしたみたいなんだけど、僕は難しいことはよくわかんないから、完成型を見せてもらったよ。

手前の透明なロボットカーにご注目!

確かにスマートフォンが取り付けられているね!

そしてその奥のパソコンのモニターに画像が映し出されているよね☆

この画像が、ロボットカーに取り付けられているスマートフォンのカメラ機能で映し出されている画像なんだ!

そして画面右端、学生がマウスを握っているけど、パソコン上でこのロボットカーを操作できちゃうんだ☆

今回は4人一グループ、計8組のグループで作業し、それぞれ完成したロボットカーでレースをしていたよ。

コースはコの字型。手前のロボットカーは順調♪

奥のロボットカーは、壁に突進しているね。

ロボットカーを操作している学生は、このコースが見えないところで、スマートフォンを通してパソコン上に映し出される画像を見て操作しているので、とても難しいみたい。

ちなみに、パソコンに映し出される画像はこんな感じ。

ちょっと小さくてわかりにくいけど、視点が低くて、僕たちのようにコースを上から見下ろすことができないんだね。

これはたしかに難しそう。

ゴールするのに1分を超えるチームが多数いる中、優勝は37秒の好成績でゴールしたグループ6のみんな♪

グループ6でロボットカーを操作していた山本君に話を聞いたところ、「プログラミングする際、曲がる角度の数値を調節した」とのことだったよ☆

ちなみに、グループ1は調子が悪く、パソコンではなくスマートフォンから直接操作していたよ。

「IoT」感はちょっと…いやけっこう薄れちゃうけど、うまくいくことばかりではないよね☆
最後の最後まで調整を頑張っていたよ(^^)b
諦めない気持ちはとても大事だからね!

この「IoT」の技術は、すでに日常生活に役立てられているけど、今後ますます身近なものになっていくはず。

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