どうもこんにちはー。
今回は、昨日10月12日(木)に開催された図書館朗読会についてお知らせするね~♬
朗読者は今年の4月の第69回図書館朗読会でも読み手で参加してくれた5年電子工学科米田小梅さん。
なんでも、専攻科入学の報告に小田島先生を訪れたら、読むことになったということらしい・・・。
まあでも、引き続きあと2年間、大好きな朗読会に参加できるね(^O^)/
題材は「中谷宇吉郎随筆集」から「サラダの謎」という作品だ。
中谷宇吉郎は明治33年生まれで北海道大学教授を務め物理学が専門なんだ。
世界で初となる「人工雪」の製作に成功した人物なんだよ。
高専生っぽい渋い人選だな~。
さて、「サラダの謎」は、昭和35年1月に書かれたもので、当時30年前にイギリス留学時に食べたサラダの味が忘れられず、再現しようとしてもできなかったところ、娘がアメリカ留学から帰ってきた時に、サラダを作るときにニンニクを入れると味を再現できるということを教えてもらい謎がとけたという内容だ。
話の最後にはレタスを冷蔵庫に入れることでレタスの新鮮さを保つことができるということで、文明の進歩もまんざら棄てたものではないと締めくくっている。
現代は、インターネットで注文できたり、レシピを調べたりできる便利な時代になったんだけど、こうした30年越しの思いを巡らせる・・・というのも昔の良さなのかもしれないね!!
米田さんは優しく透明感のある朗読でサラダの謎を表現してくれました。
これからも頑張ってください!!
「朗読する米田さん」
「作品の解説や講評をする小田島本有先生」