釧路高専卒業の大先輩が在校生に特別講演

みんなさ~ん、こんにちは!!クシローネですよ~
突然ですが、みなさんはコンビニのATMを利用したことありますか?
あれ、とっても便利だよね。曜日・昼夜問わず、急に物入りの時に「ほっ 開いててよかった☆」と何度思ったことか(笑)

数年前まで、このようなサービスはなかったのに、今では当たり前に存在して利用している、このコンビニのATM開発に携わったパイオニアがなんと釧路高専を卒業した大先輩だったと聞き、ぜひぜひ可愛い後輩たちにエールを!!とお願いして、このたび特別講演をしていただいたんだ。

まずは講師の自己紹介を少し。
松橋正明先輩(あえて先輩と呼ばせていただきました!)。
1983年釧路高専の機械工学科を卒業しNECの関連会社に就職。その後2003年に株式会社セブン銀行に入社。2022年春、株式会社セブン銀行社長に就任。
モットーは「動く」「興味のあるものには、やってみる、手を出してみる」なんだって。そこから自分の未来を切り拓いていく、という有言実行派。

講演が始まるといきなり「わからないことがあったら、すぐにググったり、スマホにメモしてね」となんともフランクなスタート。

       大事にするといいこと「熱意・共感力・尖る」と熱弁
         情報は生もの。タイムリーに処理していこう

高専では機械工学を学び、卒業後、自分はずーっとこの道を歩んでいくと思っていたけれど、機械設計を作るだけでは世界的なイノベーションを生み出せない、と思い、電気や電子と組み合わせてソフトウエアサービスを作る、なかったものを作るゼロイチを生み出す、ひとつのことにこだわるのではなく技術と技術を組み合わせるのがエンジニアだ、『とにかくやってみる』というモットー通り、行動をおこし今のキャリアがあるんだね。
セブン銀行は「銀行」という名前から「金融業」をイメージしてしまうけど、企業の存続意義には「こんなサービスがあったらいいな」「社会課題を解決するサービスを展開する」事業、とお話をされた時、ん?どこかで聞いたことがあるな?と思ったら、、、 ここだ!! 釧路高専ブログ「釧路高専PR動画撮影現場を見学しました」(2022年5月31日掲載) 
釧路高専のPR動画の撮影を見学していた時に校長先生が「新しい科学技術を生み出し幅広い分野に応用し社会をより良い方向に変革できる人が技術者です・・・略」とお話しているね。人々の暮らしをより安全で快適なものにするための技術を学ぶ場である釧路高専と共通しているね。
松橋先輩も「世の中に必要とされる技術」この思いをずっと大事にされてきたのかな。

         エンジニアならではのあり方を語る松橋社長
そして今のご自身があるのは、高専時代で過ごした学びの姿勢や読書に運動、卒業してからも挑戦と向上心、高いアンテナを張って最新の技術に敏感でいるなど、自己研鑽についてもお話してくださったね。
世界に認められる技術を発信し続けている松橋社長の言葉には重みと説得力があって、これから社会に飛び立つ学生さんたちの考え方や世の中の見方のヒントが盛りだくさんだったね。
松橋社長、お忙しい中、本当に貴重なお時間をありがとうございました。

次回からコンビニのATMを使う時に、「ここ、製作にこだわった部分だ!!」って特別講演を思い出しちゃうね。
さぁ、松橋先輩に続く世界が求めるテクノロジーに向かって、切磋琢磨して頑張るぞ!!!