Otanoshike BASEのサインボードはだれがデザインしたのか・・・

やっほほほ~い☆
クシローネで~す。毎日寒い日ばかりだけど、オイラは元気!!
だって、大好きなブルーのマフラーがあるから、あったかいんだもーん♡
今日も、マフラーで防寒対策をして釧路高専をウロチョロ。あ、でもね今日の目的地は、決まっているんだよね~。

そう、先日お披露目会があったばかりのOtanoshike BASE!!なのでありますです。この工房の中の設備については先のブログで綴っているね☆。みんな、読んでくれたかな?
ところで、この工房入口にかかっているサインボード、かっこよくないっすか?あ、斜めからの写真で、よくわからない?正面からの写真もアップしているので、最後まで読んでね♪

このデザインのかっこよさをどう表現したらよいかなぁ?
クール?スタイリッシュ?エレガント?
とにもかくにも、洗練さが出ているなぁ、と感じるオイラなんだけど、みんなはどう?
おっと、クシローネブログを愛読してくれている読者ファンの方はもうお気づきなのですね。

(読者の声)
・このサインボード、学生がデザインしたのね。
・ってことは、学生有志から、サインボードのデザインを公募して学内で投票して、デザインを決めるってことね。
・最近、学生の参加型学校作りの企画多いものね。
・ああ、そうそう。去年の鶴峰会館のリノベーションも学生が関わっていたよ☆。
・で、獲得票の多かったデザインを実際に作製して設置して、クシローネがその様子を取材するって流れね。
・もう、クシローネの行動バレバレよね(笑)

あわわわ、オイラの行動はじめ、学校の動きを先の先まで読まれてるよっ!!!
うう、耳が痛いけど、読者の声、その通りなんです。

なのですが、今回のデザイン募集、7組の学生チームが、釧路高専を、起業家工房を、街を、社会を、未来をイメージしてデザインしてくれたんですよ!それぞれのデザイン、すべてにストーリーがあって、それをデザインで表現したって聞けば、感動して涙腺ゆるむじゃないですか!!お話、聞きたくなってくるじゃないですか!!
デザインを考案した学生に、サインボードとして完成したその達成感とやらを、そりゃ、聞きたいじゃないっすか。嬉しかったことだけじゃなくてデザインで大変だったこととかもさ。
と、いつにもなく感情が出てしまったクシローネでありますが…。
え~、ゴホン。いったん、冷静になりましょ。
先の先までオイラの行動が読まれてますが、このサインボードの生みの親である学生たちにお話を聞いてきましたので、ぜひお付き合い願います。

この、デザインを考案されたのがこちらの3名の学生さん。左から、右田さん、三橋さん、梅津さん。3人は建築学分野の5年生であります。

サインボードをもって記念撮影。オイラも一緒にね♪

このデザインコンペに参加するいきさつを聞くと、製図の授業後に「Otanoshike BASEのサインボードデザインコンペあるね~、応募する?」みたいな流れだったと。
7組のデザインが出揃い、釧路高専の教職員・学生が気に入ったデザインに投票したんだよね。獲得票最多、という投票結果の感想を聞くと「そりゃ、めっちゃ嬉しいじゃないですか!!狙ってましたもん!!」という反応を期待していたんだけどね、「(よ~し、やるぞっ!!というスタートでもなかったから、)ただ驚きました。」
と、まぁ、このお三方さん、とにかくとってもクールなんですわ。

ですが、
「クール」イコール「冷めてる」という事ではないんですよ、みなさん。冷静なんです。けど熱い。
落ち着いている雰囲気の中にも、実は内に秘めた情熱というものが、会話の端々からにじみ出ているのを見逃しませんでしたよ、オイラ。

Otanoshike BASEのサインボードについては淡々とした感想でしたが、釧路高専を入学するにいたったいきさつや高専生活、卒業後のビジョンなど、根掘り葉掘り聞きだしてきたよ。でも血液型までは聞き出せなかった(笑)。
まず、第一印象は3人とも、建築が大好きって思いがあふれていたよ。
「趣味は建築です。」って話してくれるほど。建築を学びたくて釧路高専への入学を決めたって聞いたときは、嬉しかったな。ニヤリ。その他にも、まずは入学してからの1年はどの分野へ進むか考える時間があったことも志望動機の一つ、という声もあったね。
建築で、地元に還元したいって気持ちも話してくれたね。
机上で学ぶだけでなく、建築団体に所属して建築やまちづくりの知識や技術を磨いたり、学生会での活動で企画やアイデアを形にすることを身につけたりと、好きなことが自己研鑽に繋がっているんだな、と感じたよ。

建築の会話に夢中で、オイラ振り回されてます(笑)

卒業後の進路も決まり、気が緩んでほ~っとしている時期なのかな、なんて思っていたら、3月開催の大会に出展する作品作りに取り組んでいたり、釧路高専で築いてきた活動を後輩へ引き継ぎをしていたりと、熱量が半端ない3人。

こういった、毎日の活動の積み重ねで実力をつけていって、今回のOtanoshike BASEのデザインに選ばれたのは、頷けるね。デザインが完成するまでにも、先輩からアドバイスを聞いて手直ししたり、他にエントリーしたサインボードデザインを見て学んだりと、素直な姿勢も素晴らしいいよね。
ほんっと建築が好きだから、もっともっと知りたい学びたいという強い気持ちが根底にあるんだな、と感じたよ。
一言で三人を表現するとしたら「クールでアクティブ」← 日本語、あってます?そもそも英単語だし(笑)

Otanoshike BASEの工房内でも記念撮影

では、最後に、たくさんの後輩がこのOtanoshike BASEのサインボードを目にしながら高専生活を送っていくんだけれども、後輩たちに一言お願いします。

三橋さん
「高専は自由。自由でも、なあなあに過ごすのではなく、好きな事には全力で取り組んでほしいです。」
右田さん
「5年間はあっという間。自分の興味に素直になって、チャレンジしてほしい。」
梅津さん
「やりたいこと、好きなことに取り組むことが、高専生活を豊かに彩ってくれる。わからないことは先生、先輩に聞いて頑張ってほしい。」

5年間の高専生活を充実に過ごしてきた3人だから発せられる言葉、説得力があるよ~!!
この春から進学、就職と、新たなフィールドのスタートに立つ3人にオイラからもエールを送ります!!

そして取材に応じてくれてありがとう☆たくさん会話ができてとっても楽しかったです。

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上下の写真違うところを探そう!!(ちがいは全部で2つ。なお被写体の角度は違いに含みません)